2011年04月04日

震災への思いと、私にできること

おはようございます。副院長の豊福香織です。

今回の震災に対して、自分の言葉で何か書きたいと思っていました。
しかし、言葉がうまく見つからず、ブログの更新も遅くなってしまいました。

私の父の田舎は、岩手県の山田町というところです。
祖母の家は国道を1本挟んですぐに海に面していました。

この震災で、山田町は壊滅的な被害を受け、
祖母の家も近くに住む親戚の家も全てありません。

親戚皆の安否が分かったのは、震災から4日後でした。
盛岡に住む従姉妹が、車を乗り継ぎながら現地に行って無事を確認してくれました。

親戚の無事が分かった時「良かった」と思いました。
けれども未だに安否の確認されない方も沢山いらっしゃいますし、
亡くなられた方も大勢いらっしゃいます。

これらの方々の不安な気持ちや悲しみを思うと、素直に喜べませんし、とても苦しいです。
私がなかなかこの震災に触れられなかったのは、そして上手く文章に出来ないのは、
こうした複雑な気持ちがあるからだと思います。

叔父は避難後、ボランティアで遺体の捜索に当たっていたそうです。
しかし体調不良を訴え、現在は関東で入院しています。
若い頃にはオリンピックに出場したこともある、体力のある叔父です。
生活基盤を全て奪われ、凄惨な状況を目の当たりにするということがどれ程の事なのか、
私には想像もつきません。


関東でも計画停電が実施されていますが、23区内はほとんどが対象地域外です。
実際の停電地域の方が、「停電させられるんだから、使える時は目一杯使うようにしているのよ」
とおっしゃっていました。

私はまだ停電を経験していないので、停電を考えながら生活しなくては
いけない方の状況が理解できないかも知れませんが、
その言葉を聞いた時、とても残念でした。

被災地では避難生活を余儀なくされ、電気が通うだけでもありがたいと思っているのに、
私の叔父は、沢の冷たい水で洗濯しながらも「いい生活できてるよ」と言っているのに、
その人たちの事など全く考えておらず、自分本位ではないかと。


被災直後から、沢山の方が義援金や物資を送っていらっしゃいます。

物質的な支援も大切だけれども、節電に協力したり、停電を受け入れられる「気持ち」が
被災地で生活する人々を思い遣る気持ちと直結しているのではないかと思います。

そして、避難生活をしている人がいらっしゃるということを忘れずにいること、
忘れないで、と周囲に伝えていくこと、それが私にできることなのではないかと考えています。


最後に、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
また、一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。

posted by rose-ah at 06:24| Comment(0) | 日記